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2021年10月22日 (金)

高卒1年目の新人王投手

   2021年もあと二月半。ことはどんな年だったかという回顧記事もそろそろ出てくる。やはりコロナ禍に開けてコロナ禍で終わりそうだ。東京五輪と総選挙の年でもあった。国際政治ではアメリカのアフガン撤退が大きな事件だった。スポーツ界では大谷翔平が大リーグでの大活躍が光る。横綱白鵬の引退はひとつの時代の終焉を感じる。「平成の怪物」といわれた松坂大輔や「ハンカチ王子」の斎藤佑樹も引退した。斎藤はプロ11年間で15勝26敗の成績を残した。松坂のような高卒1年目で新人王を獲得した投手は過去に何人いるのか。直近では田中将大(2007年、楽天)がいる。一番古くは権藤正利(1953年、大洋松竹)。拓和本司(1954年、南海)。稲尾和久(1956年、西鉄)。尾崎行雄(1962年、東映)。池永正明(1965年、西鉄)。堀内恒夫(1966年、巨人)。そして33年ぶりに松坂大輔が1999年に獲得した。田中将大で8人である。

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