百葉箱
18日の関東地方は、今シーズン初めて気温が10℃を下回りました。晴れても気温は上がらず、日中は18℃+1で、ひんやりとした秋らしい日となる。日本で最初の測候所ができたのは、明治5年の函館で、明治6年1月から毎日の気温データが観測されている。気温の観測といえば、小学校の校庭などによく見られる百葉箱である。百葉箱とは正確な気温を計測するために設置された箱のことである。地上1mの高さに設置すると習った。最新の測定機材を設備したものもあるが、全般には百葉箱は消えつつある。どうやら放射線量の測定にとって代わられているようである。
百葉箱は広辞苑や世界大百科事典では正しくは「ひゃくようそう」というそうだ。英語でいうと weather shelters、あるいは Stevenson Screen。19世紀中頃に、イギリスて発明されたが、トーマス・スティーブンソン(1818-1887)が「スティーブンソン型百葉箱」を1873年に発明した。1874年に内務省測量司がイギリスより導入したのが始まりで、当初は「板簾」と訳され、1886年に「百葉箱」(気象観測法)という言葉が使われた。全国の小学校の校庭に設置されるようになったのは1953年に理科教育振興法が施行されたからである。
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