缶切りは缶詰ができてから半世紀後に発明された
1877年のこの日、北海道石狩町で日本初の本格的な缶詰工場が営業を開始した。
ドラマ「最高の離婚第7話」で八千草薫が「缶詰が発明されたのが1810年で缶切りが発明されたのが1858年。おかしいでしょ?でも、そういうことあるのよ。大事なものが後から遅れてくることもあるのよ。愛情だって、生活だって」というセリフが利いている。ところで缶詰は遠征における食料補給に悩まされていたナポレオンがフランス兵士向けの携帯食としてアイデアを募ったところ、ニコラ・アペールのアイデアが採用された。ただし瓶詰だったので重くて破損しやすいとう欠点があった。実用的な缶詰を発明したのが1810年イギリス人のピーター・デュランドで、日本の茶筒をヒントにしてブリキ缶を作った。缶切りは1858年アメリカのエズラ・J・ワーナーが発明した。では缶切りができるまでどうして開けたのか。しかたがなくハンマーと鑿で抉じ開けたらしい。(10月10日)
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缶詰めの発明の四十八年後に缶切りがはつめいされた・・それまでどうやって開けていたのか?
なるほど、不条理な話だ・・ね・・
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年2月23日 (土) 23時25分