なぜ三色旗が多い?
世界各国にはさまざまな色や形をした国旗がある。でも基本法則があることに気づきませんか?例えば、3つの色を使った、通称「三色旗」。青・白・赤のフランス国旗はトリコロールとも呼ばれますが、フランス国旗の青を緑にすると、イタリアの国旗に。1色違うだけでデザインは全く同じなんです。また、黒・黄・赤を縦に並べるとベルギーで、同じ色を横に並べて順番を変えるとドイツになります。三色旗の縦横&順番が異なるパターンが多くあります。本日はトリコロール記念日です。1794年のこの日、フランス国民公会が、現在のフランス国旗となっている青・白・赤の三色旗を国家の象徴と定めた。
では、なぜ三色旗が多いのか?先日放送されたNHK「チコちゃんに叱られる」では簡単に「オランダの真似をしたから」と解答していました。世界の独立国197ヵ国のうち三色旗と呼ばれる国は55ヵ国あり、およそ4割の国で三色旗が使われています。歴史的にはオランダが初めて三色旗を使用しました。ではなぜこのように広まったのか。キリスト教の三位一体(Trinity)の教義を表す、という説もありますが、第一次大戦後、イラク、エジプト、シリアなどのアラブ諸国(イスラム教国)なども三色旗であるため、キリスト教義と関係を求めることは否定されている。10月24日
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