無料ブログはココログ

« 関東大震災おこる | トップページ | 殺し屋将軍、董卓 »

2021年9月 2日 (木)

ルソーとアポリネール

600fullhenrirousseau Henri20rousseau456433

 

     一風変わった素朴画家として知られるアンリ・ルソー(1844-1910)は、1906年、ジャリの紹介で詩人のギョーム・アポリネールに出会った。ルソーはアポリネール(1880-1918)よりも36歳も年長だったが、アポリネールを尊敬し、特別なノートに、新聞から切り抜いた記事を貼り付けたり、また彼の愛人で画家のマリー・ローランサンと一緒にいるアポリネールの肖像画「詩人に霊感を授けるミューズ」を描いている。

 

    アポリネールもルソーにピカソやドローネーなどの多くの指導的な前衛芸術家たちを紹介し、ルソーの生前にもまた死後にも、ルソーをたたえた詩をいくつか残し、彼を敢然と擁護し、賞揚した。

 

   1910年9月2日、ルソーは生前は世間から認められることなく、パリの病院で亡くなった。翌年に友人たちはルソーの墓をつくった。墓碑銘には、次のようなアポリネールの詩が刻まれている。

 

 やさしいルソーよ 聞えますか

 

 私たちの挨拶が

 

 ドローネー夫妻とケヴァル氏と私

 

 私たちの持ち物は天国の門では無税で通してください

 

 あなたに筆と絵の具とカンバスを持ってきました

 

 永遠の真実の光で描いて

 

 あなたの神聖な余暇が過ごせるように

 

 かつてあなたが

 

 星を見ながら私を描いたように

« 関東大震災おこる | トップページ | 殺し屋将軍、董卓 »

今日は何の日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 関東大震災おこる | トップページ | 殺し屋将軍、董卓 »

最近のトラックバック

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31