文豪の書斎と机
関西には川端康成(茨木市)をはじめ与謝野晶子(堺市)、佐藤春夫(新宮市)、志賀直哉(奈良市高畑)、谷崎潤一郎(芦屋市)、司馬遼太郎(東大阪市)など日本を代表する作家の文学記念館や旧居がある。書斎を再現しているところもあり、生前のままに日用品が置いている。文豪にとって机は切っても切れない相棒である。宇野千代は森本毅郎とのインタビューで「小説は誰でも書ける。毎日机の前に坐ることである。毎日坐らないと書けませんよ。書くことよりも大事なのは机の前に座ること」と語っている。
谷崎潤一郎が使用していた根来塗の机(倚松庵)
これら文豪は関西以外にも各地に展示室が散在している。
三国路与謝野晶子紀行文学館「椿山房」(群馬県利根郡みなかみ町) 与謝野晶子愛用の黒檀の机
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