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2021年7月15日 (木)

キャロル・リンレー

  本日のNHKBSプレミアムは70年代のパニック映画の代表作「ポセイドン・アドベンチャー」。主演者の多くは故人となったが、ジーン・ハックマンは91歳でご健在。歌手レニーを演じたキャロル・リンレーは数年前に他界している。キャロル・リンレーが人気があったのは60年代で、少女スター良い子・悪い子・普通の子でいえば、キャロルは良い子、チューズデー・ウェルズは悪い子、サンドラ・デーは普通の子だった。 ヒッチコック劇場第6話「神に背きし者」(1962年)。若い修道女パメラ(キャロル・リンレー)は不注意で貴重なブロンズ像を駅で盗まれる。犯人(クルー・ギャラガー)を捜すため、OLになって古道具屋で盗品をさがしだす。犯人にそのことが知れてパメラの身に危険が迫る。だがそのときブロンズを贈った男が再び現れて取り戻してくれる。可憐な少女時代を過ぎて当時は20歳くらいか。シスター姿やサンドイッチを食べるシーンなども必見。「青春の旅情」(1961)「ヤム・ヤム・カール」(1962)「バニー・レークは行方不明」(1965)の間、テレビ出演もしていたのだ。彼女の代表作はパニック映画大作「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)の歌手レニーだが、実はオットー・プレミンジャ監督の「バニー・レークは行方不明」が知る人ぞ知る名作なのだ。アメリカからロンドンへ兄とともに引っ越してきたシングルマザーのアン。4歳になる娘のバニーを初めての保育園へと預けるのだが、そのままバニーは行方不明となってしまう。兄のスティーヴン、警察らとともにバニーを捜すものの、その行方はおろか、彼女が存在したという痕跡すら発見できない事態になって、周囲はアンの精神状態を疑い始めるのだったが・・・・。

 

1 キャロル・リンレー レッド・バトンズ パメラ・スー・マーチン(ポセイドン・アドベンチャーの共演者たちと一緒に)

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

まさかここで「青春の旅情」にめぐりあえるとは。

「I′m an author」と何度も叫んで町を走り廻る姿が懐かしい。

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