ブルガリア
ブルガリア共和国は、ドナウ川の南岸に位置し、中央部をバルカン山脈、南部をロドピ山脈が東西に貫いており、東部は黒海に面している。宗教はキリスト教。ブルガリア正教会。
古代トラキア王国が栄えたが5世紀に原ブルガール族が侵入、7世紀にはブルガール王国を建国した。ブルガール人の人口が極めて少なかったため、10世紀までにスラヴ人と混血し、現在のブルガリア人が形成された。1393年にオスマン帝国に滅ぼされ、以後500年間オスマン帝国の支配下におかれた。1908年9月22日、独立宣言し、翌年、国際的に承認され、ブルガリア王国が成立した。1941年、ドイツ軍が進駐し、三国同盟に加盟する。1944年、ソ連の侵攻を受け、王政が廃止され共和制となる。ゲオルギ・ディミトロフ(1946-1949)、ヴァシル・コラロフ(1949-1950)らが首相になる。ディミトロフは1933年のドイツ国会議事堂放火事件に関わり、戦後はスターリンの助手となった。元首は大統領で、現在はルメン・ラデフ。
(Bulgaria,Georgi Dimitrov,Vasil Kolarov,Thracia,Rhodpe)
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