雨の日のうた
雨の日には軒を伝う雨だれの
一番きれいなしずくを欲しいと思うの
あなたのために あなたのために
夜が来れば天の川の星屑の
一番きれいな光を欲しいと思うの
あなたのために あなたのため あなたのために
ああ、叱れてみたい またあなたに
叱れてみたい この私
松山善三作詞、船村徹作曲の「雨の日には」である。映画「その人は昔」(1967)の挿入歌。松山の作詞といえば、一般には「一本の鉛筆」(美空ひばり)や「百万本のバラ」(クミコ)が知られている。内藤洋子の歌唱に難があるので、この歌は他の歌手が歌うことはなく、ほとんど知られていない一曲である。しかし50万枚売れた「白馬のルンナ」のB面なので、多くの人が一度は聞いたはずである。たどたどしい歌い方ながら、魔訶不思議な少女的世界が広がっている。松山には詩的感性も素晴らしいものがある。内藤洋子が病院の屋上で赤い傘を持って歌う。風になびく黒髪と真っ白な包帯、それにピンクの傘が1つに溶けあって、羽化登仙の夢見心地で見ていた。
60年代から70年代にかけての雨の日の歌。「雨がやんだら」朝丘雪路、「雨のバラード」湯原昌幸、「雨の御堂筋」欧陽菲菲、「雨」三善英史、「傘がない」井上陽水、「雨の物語」イルカ、「銀の雨」松山千春、「九月の雨」太田裕美、「みずいろの雨」八神純子。
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内藤陽子、喜多嶋舞のお母さんですね。さの喜多嶋舞もすでに母親。時の流れを感じます。
投稿: | 2015年5月28日 (木) 21時04分