
19歳という若さでバイエルン国王となったルードウィヒ2世(1845-1886)。彼は作曲家ワグナーに心酔し、その音楽を好んだ。ルードウィヒは国費の多くをノイシュバンシュタイン城の増改築にそそぎ、民衆の間には「陛下狂乱」の風聞がながれた。反対派によって幽閉された王は、1886年6月13日の夜、城を抜け出しスタインベルクの湖で、翌朝、死体となって発見された。王の死については二つの説がある。①王がオーストラリアに逃れようとして誤って死んだ②王権の神聖を信じていた王が監禁という侮辱に耐え切れず自殺した。
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