青森大火
明治43年のこの日、乾いた強い西風が吹いており、午後1時少し前に菓子製造工場から発生した火事は暴風に煽られて飛び火、国道の北側から海岸付近までの大部分と旧線路通りの北側の一部、さらに堤川を越えて対岸の柳原遊郭(現港町付近)焼き尽くし、ようやく4時間半後に鎮火した。この大火で5246戸が焼失したが、民家のみならず市役所、市民病院、郵便局、郡役所、警察署、市立図書館などのほか、新町尋常小学校、橋本尋常小学校、善知鳥神社、聖アンデレ教会など多数の建物が失われた。(5月3日)
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