レルヒ少佐が日本で初めてスキーを教える
本日は「スキーの日」。スポーツ選手が競技で識別のため用いる番号票をレースナンバー(racing number)、あるいは「ゼッケン」という。このゼッケンという言葉の語源は不詳で広辞苑には「馬の鞍に敷く毛布の意のドイツ語Deckeの転訛など諸説あるが未詳」とある。明治の新聞では「番号票」という語が使われていたが最初に「ゼッケン」が使われたのはいつ頃からであろうか。1911年1月12日に高田歩兵第58連隊営庭でテオドール・レルヒ少佐(1869-1945)が初めてスキー指導を行ったことはスキー史で知られているが、このときの報告書に「レルヒのゼッケンの番号は10」という記述がある。おそらくこれが「ゼッケン」という語が使われた最初であろう。(Theodor Lerch,Decken)
上手く聞き取れずジャンバーのような進化を遂げたらしいですね
ゼックヘンと聞こえたとか……
投稿: 砂漠の鰻 | 2014年1月29日 (水) 09時03分