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2020年11月14日 (土)

初老のロマンス

  老後の三大不安は「お金」「健康」そして「孤独」。「お金」と「健康」問題の解決はどうしようもならないが 、「孤独」だけは努力次第で回避することは可能であろう。それは年甲斐もなくとおもわれるだろうが、若い娘に恋することである。コロナ禍で生活が困窮した女性たちが食事デートするだけで金銭的な支援をしてくれる男性との交際、いわゆる「パパ活」が流行しているという。「援助交際」、古くは「デート嬢」「ステッキ・ガール」などむかしからよくある風俗である。映画「野良猫とパパ活」(乃木蛍主演)を観る。谷崎潤一郎の「痴人の愛」を原作としているがあまり心に残らなかった。洋画で「愛のそよ風」(1973)を見る。中年男と若いヒッピー娘との恋。55歳のウィリアム・ホールデンだが老けて精彩がない。私生活ではホールデンはケイ・レンツを追いかけまわしたが振られたらしく(年の差35歳)、彼女はデヴィッド・キャシディと結婚している。むしろ日本のドラマ「ポケベルが鳴らなくて」(1993)のほうが面白かった。妻子ある身のサラリーマンが親子ほど年齢差のある若い娘との不倫関係で悩み、家庭が崩壊していくようすを描いている。俳優の実年齢ではヒロイン裕木奈江は緒方拳より33歳年下である。映画「起終点駅ターミナル」では55歳の弁護士と孤独な25歳の年の差カップルの淡い恋。二人が純情で一線を超えられないのが見るほうとしてちょっと残念。惨めな結末が待っていることがわかっていても、最期の残り火を燃やすことである。

   歳の差のカップルの恋愛映画といえばフランス映画の「ヘッドライト」(1956)が有名である。フランソワーズ・アルヌールとジャン・ギャバンとは27歳の差。味わい深いラブ・ストーリーだった。翌年の「昼下がりの情事」も話題になった。オードリー・ヘプバーンとゲーリー・クーパーとは28歳の差があった。「ラストタンゴ・イン・パリ」のマーロン・ブランドとマリア・シュナイダーとは32歳。「ラストコンサート」のリチャード・ジョンソンとパメラ・ヴィロレージとは29歳の差があった。

 

 

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

デヴィット・キャシディー、懐かしい!小学生の頃に、近所のお姉さんがファンで、写真を見せてもらった記憶があります。興味を持って検索してみたら、現在67歳で、本人が認知症を患っていると告白したとのこと。歳月の流れを感じます。

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