マリ・アントワネットとジャガイモ
1755年のこの日、マリ・アントワネットはオーストリア大公マリア・テレジアの末娘として生れた。当時、ジャガイモは南米インカ帝国で重要な食糧として栽培されていた。インカを侵略したスペイン人により1550年に本国へ伝えられ、その後数百年の間にヨーロッパ諸国で栽培が始まった。しかし最初その醜い形からだれも食べようとしなかった。フランス革命前夜、人々は飢饉に苦しんでいた。そこでルイ16世はバルマンチャに命じて何とか秘策を練った。彼の考えたのは「ジャガイモの花」だった。王妃マリ・アントワネットにジャガイモの花を髪飾りにして舞踏会に登場させた。その花はたちまち評判になり、貴族の女性の間にジャガイモの花が大流行した。結局、フランス全土にジャガイモ栽培が広まった。( Marie Antoinette 11月2日)
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