昭和天皇とマッカーサー
「♪ 昭和の時代は 遠くになったけど…」(夕子のお店)
昭和20年のこの日、昭和天皇がアメリカ大使館公邸にいるダグラス・マッカーサーを訪れ、会見した。わずか37分間の会見で、マッカーサーの昭和天皇に対する態度はまったく変わっていた。会見前は傲然とふん反り返っているような態度をとっていたマッカーサーが、会見後には昭和天皇のやや斜め後ろを歩くような敬虔で柔和な態度で、会場から玄関まで見送った。
昭和天皇は明治34年4月29日、午後10時10分、皇太子と節子(さだこ)妃殿下の間に男子(親王)が誕生。のちの昭和天皇(1901-89)である。皇位を継ぐべき親王の誕生に、翌30日には北海道から台湾まで号外の鈴が鳴りひびく。宮城や東宮御所は祝いの客であふれ、全国各地からは祝電が寄せられた。親王は裕仁(ひろひと)と命名され、称号は迪宮(みちのみや)とさだめられるのは5月5日である。大正5年、立太子礼を行なう。大正10年3月から9月までヨーロッパを旅行し、大正天皇の病気により、帰国後の同年11月摂政となる。大正13年1月、久邇宮良子(ながこ)女王と結婚。大正15年12月大正天皇の死により践祚。昭和と改元し、昭和3年11月即位礼を行なう。(9月27日)
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