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2020年10月 1日 (木)

国勢調査

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 今日は五年に一度の「国勢調査の基準日」です。国勢調査といえばやはり人口。人口4人に1人が65歳以上という超高齢化社会の日本。大正9年10月1日、第1回の国勢調査が実施された。その時の人口5596万3053人だった。  わが国の人口は単調に増加し続けたのではなく、増加と停滞、あるいは減少を何度か繰返しながら、発展してきた。人口増加は、弥生時代から10世紀にかけてみられる稲作農耕とその普及による人口増加と、19世紀から現代にいたる工業化に支えられた人口増加という2つの大きな流れがある。「少子化」が社会用語として使用されだしたのは、1989年に合計特殊出産率が1.57を記録し「1.57ショック」という言葉で社会問題化された。

   縄文時代には約10万~約26万人であり、弥生時代には約60万人であった。奈良時代には約450万人、平安時代には約550万人となり、室町から戦国時代にかけて人口は1000万人を超えるようになった。慶長時代は約1220万人といわれている。江戸時代には17世紀に人口が増加し、2000万人を超え、18世紀には停滞して、おおむね3100万人から3300万人で推移した。明治になって4000万人を超えて、大正9年には5596万人、昭和15年には7193万人、昭和35年には9342万人、昭和41年3月31日、日本の総人口は1億人を突破した(法務省住民登録集計による)    昭和55年には1億1706万人、平成12年には1億2638万人となった。平成22年に1億2800万人をピークに達し、その後、人口は減少に転じている。総務省統計局発表によると、令和元年6月1日現在(確定値)の日本の総人口は、1億2625万2千人で、2010年から11年連続で減少している。世界の国の中で第10位です。(10月18日)

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