ルネサンスの群像
中世末期にめざましく発達したヨーロッパの諸都市には、封建社会の殻を破ろうとする自由な空気があふれ、そのなかから人間精神の全般的な革新をめざす大きな文化運動がおこってきた。これがルネサンスであり、その時期はおよそ14世紀から16世紀にわたっている。ルネサンスはまずイタリアにおこり、やがてアルプスの北方にもひろまったが、その新しい文芸や思想を導いた根本精神を人文主義あるいは人間主義とよぶ。初期ルネサンスからバロック初期までの代表的なルネサンス人をあげてみよう。
ダンテ・アリギエーリ 1265-1321
ジオット・ディ・ボンドーネ 1266-1337
ピエトロ・ロレンツェッティ 1280-1348
シモーネ・マルティーニ 1284-1344
アンブロ―ジョ・ロレンツェッティ 1290年頃-1348
フランチェスコ・ペトラルカ 1304-1374
ジョヴァンニ・ボッカッチオ 1313-1375
ベネディクトゥス13世 1328-1423
サルヴェストロ・ディ・メディチ ?ー1388
ジョン・ウィクリフ 1330-1384
コルッチョ・サルターティ 1331-1406
ジェフリー・チョーサー 1340-1400
ジレンティーレ・ダ・ファブリアーノ 1360-1427
ジョヴァンニ・デ・ビッチ・デ・メディチ 1360-1429
フィリッポ・ブルネレスキ 1377-1446
ロレンツォ・ギベルティ 1381-1455
ドナテルロ 1386-1466
コジモ・デ・メディチ 1389-1464
パオロ・ウッチェロ 1397-1475
ロヒール・ファン・デル・ウェイデン 1399-1464
ヨハネス・グーテンベルク 1400-1468
マザッチョ 1401-1429
ニコラウス・クザーヌス 1401-1464
ヤーコププ・フッガー 1407-1469
ピエロ・デッラ・フランチェスカ 1417-1492
ベノッツォ・ゴッツォリ 1421-1497
フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ 1422-1482
アントニオ・デル・ボッライオーロ 1429-1498
アンドレア・マンテーニャ 1431-1506
アレクサンドル6世 1431-1503
ルイジ・プルチ 1432-1484
インノケンチウス8世 1432-1492
マッテーオ・マリーア・ボイアルド 1434-1494
サンドロ・ボッティチェリ 1444-1510
ドナト・ブラマンテ 1444-1514
ロレンツォ・デ・メディチ 1449-1492
ドメニコ・ギルランダイオ 1449-1494
クリストファー・コロンブス 1451-1506
レオナルド・ダ・ヴィンチ 1452-1519
ジロラモ・サヴォナローラ 1452-1498
アンジェロ・ポリツィアーノ 1454-1494
ヨハネス・ロイヒリン 1455-1522
ヴィットーレ・カルパッチョ 1455-1525
ヤーコボ・サンナザーロ 1456-1530
フィリッピーノ・リッピ 1457-1504
ヤーコプ・フッガー 1459-1525
エアハルト・エッツラウプ 1460-1532
ジョヴァンニ・ピコ・デラ・ミランドラ 1463-1494
ハンス・ホルバイン 1465-1524
クエンティン・マサイス 1465-1530
ヤコポ・リパンダ ?-1516
ニッコロ・マキァヴェリ 1469-1527
デジデリウス・エラスムス 1469-1536
ニコラウス・コペルニクス 1473-1543
ルドヴィーコ・アリオスト 1474-1553
チェーザレ・ボルジア 1475-1507
ミケランジェロ・ブオナローティ 1475-1564
ジョルジョーネ 1477-1510
ソドマ 1477-1549
バルダッサーレ・カスティリオーネ 1478-1529
トマス・モア 1478-1535
クレメンス7世 1479-1538
ルクレツィア・ボルジア 1480-1519
ラファエロ・サンティ 1483-1520
フランチェスコ・グイチャルディーニ 1483-1540
ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノ 1485-1528
エルナン・コルテス 1485-1547
アンドレア・デル・サルト 1486-1530
ユリウス3世(ローマ教皇) 1487-1555
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 1488-1576
マルグリット・ド・ナヴァル 1492-1549
パラケルスス 1493-1541
ベルナルド・タッソ 1493-1569
フランソワ・ラブレー 1494-1553
アンブロシウス・ホルバイン 1494-1519
ハンス・ホルバイン(子) 1494-1519
フランソワ1世 1494-1547
フィリップ・メランヒトン 1497-1560
ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ 1498-1526
マルティン・ファン・ヘームスケルク 1498-1574
ピウス4世(ローマ教皇) 1499-1565
ニコロ・フォンタナ・タルタリア 1499-1557
ルッツァンテ 1500-1542
ジェロラモ・カルダ―ノ 1501-1576
グレゴリウス13世 1502-1585
アントン・フランチェスコ・グラッツィーニ 1503-1584
ピウス5世(ローマ教皇) 1504-1572
イッポリート・デステ 1509-1572
ヤコポ・バッサーノ 1510-1592
ジョルジョ・ヴァザーリ 1511-1574
ゲラルドゥス・メルカトル 1512-1574
アンドレアス・ヴェサリウス 1514-1564
コジモ1世 1519-1574
カトリーヌ・ド・メディシス 1519-1589
ウリッセ・アルドロヴァンディ 1522-1605
ピエール・ド・ロンサール 1524-1585
ピーテル・ブリューゲル 1528-1569
パオロ・ヴェロネーゼ 1528-1588
ミジエル・ド・モンテーニュ 1533-1592
ルーカス・ヴァン・ヴァルケンボルク 1535-1597
トルクァート・タッソ 1544-1595
ティコ・ブラ―エ 1546-1601
ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ 1547-1616
ジョルダーノ・ブルーノ 1548-1600
ルドヴィコ・カラッチ 1555-1619
アゴスティーノ・カラッチ 1557-1602
アンニーバレ・カラッチ 1560-1609
フランシスコ・ベーコン 1561-1626
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク 1562-1621
ウィリアム・シェークスピア 1564-1616
ガリレオ・ガリレイ 1564-1642
トマソ・カンパネッラ 1568-1639
ヨハネス・ケプラー 1571-1630
マリード・メディシス 1573-1642
フーゴー・グロティウス 1583-1645
ヤン・アーモス・コメニウス 1592-1670
二コラ・プッサン 1594-1665
ガブリエル・ノーデ 1600-1653
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ヨーロッパのルネサンス運動の時期、日本では戦国時代。安土・桃山時代の幕開けと時代的に呼応する。
江戸文化開花の前段にあたり、日本のルネサンス時代のような気もしないではない。;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年10月 8日 (火) 12時26分
いつもありがとうございます。イギリスのブーリン家の姉妹と戦国浅井三姉妹。姉のアンはヘンリ8世との間にエリザベスを産む。お市の三女お江が豊臣秀勝との間に産んだ実子の血筋は昭和天皇の祖先にあたります。ルネサンスと宗教改革、安土桃山時代は遠い昔の話ではないように思います。
投稿: ケペル | 2013年10月 8日 (火) 17時25分