サンフランシスコ講和会議
講和条約に署名する吉田茂と、それを見守る徳川、星島、苫米地、池田
占領終結、日本の独立回復のための講和会議には、共産党を除く各党で全権団の編成を協議したが、社会党は参加を拒否したため、その他の会派からなる6人に決まった。首席全権委員・吉田茂(1878-1967)と徳川宗敬(1897-1989、緑風会)、星島二郎(1887-1980、自由党)、苫米地義三(1880-1959、国民民主党)、池田勇人(1899-1965、蔵相)の5人の全権委員。訪米した6人は昭和26年9月8日、オペラハウスで48ヵ国との間で調印式を行った。そして吉田茂のみ同じ日に日米安全保障条約を調印し、独立後も日本にアメリカ軍が駐留することをとりきめた。日本史の教科書に使用される有名な吉田茂が調印する写真には、惜しいかな一万田尚登の立ち位置が悪いため写っていない。
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