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東京国立博物館所蔵の名画に「悲しみの聖母」(親指の聖母)がある。カルロ・ドルチの1655年の作品。この絵画を所持していたのはイタリアの神父ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッチ(1668-1714)である。シドッチは1708年、屋久島に上陸し捕らえられ、江戸で幽閉生活の後、6年後、衰弱死した。将軍の命令を受けた新井白石は小石川のキリシタン屋敷でシドッチとの対話をもとにして「西洋紀聞」「采覧異言」を著わしている。白石は天文地理に関しては学ぶところ多いが、キリスト教は全面否定している。(Giovanni Sidotti,Carlo Dolci)
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