戦争映画
秋公開予定の日米海戦を描くローランド・エメリッヒ監督の「ミッドウェイ」。日本からは豊川悦司、國村隼、浅野忠信らが出演している。戦後、世界諸国で作られた戦争大作はそれぞれ様相も異なり、性格もちがうが、戦争がそれ自体大いなるドラマであると同時に人間にとってのドラマであるという現実感が備わっている。概して ヨーロッパの戦争映画が「無防備都市」「戦火のかなた」に代表されるような戦争の冷酷さや悲惨さを描いた「リアリズム」作品が多いのに対して、アメリカの戦争ものはスペクタクルとアクションに力点が置かれた「スペクタクル」作品が多い。やはり本土が戦禍にみまわれた国々との温度差があることは否めない。とくにワイドスクリーンが登場する60年代から「ナバロンの要塞」のようなコマンドものが西部劇にかわって大作映画の主流になる。そのなかでジョン・フォード「ミスタア・ロバーツ」は異色の戦争コメディ。
1930 西部戦線異状なし
1942 Uボート撃滅
1943 サハラ戦車隊
1945 コレヒドール戦記
1949 戦場
1949 頭上の敵機
1951 砂漠の鬼将軍
1954 ケイン号の反乱
1955 ミスタア・ロバーツ
1955 地獄の戦線
1956 荒鷲の翼
1956 攻撃
1956 戦艦シュペー号の最後
1957 眼下の敵
1957 突撃
1957 撃墜王アフリカの星
1958 特攻決死隊
1958 深く静かに潜航せよ
1959 ペティコート作戦
1959 潜望鏡を上げろ
1960 ビスマルク号を撃沈せよ
1960 潜水艦浮上せず
1961 ナバロンの要塞
1961 陽動作戦 ジェフ・チャンドラー
1962 大脱走
1962 史上最大の作戦
1962 突撃隊
1964 六三三爆撃隊
1964 モスキート爆撃隊
1964 大突撃
1965 バルジ大作戦
1965 危険な道
1965 テレマークの要塞
1966 トブルク戦線
1966 パリは燃えているか
1967 特攻大作戦
1968 荒鷲の要塞
1968 砂漠の戦場 エル・アラメン
1969 空軍大戦略
1969 大反撃
1969 ネレトバの戦い
1969 レマゲン鉄橋
1970 ロンメル軍団を叩け
1976 ミッドウェイ
1977 遠すぎた橋
1978 トラ・トラ・トラ!
1979 地獄の黙示録
1980 最前線物語
1981 Uボート
1986 プラトーン
1990 メンフィス・ベル
1998 プライベート・ライアン
2002 炎の戦線 エル・アラメイン
2002 戦場のピアニスト
2006 父親たちの星条旗
2006 硫黄島からの手紙
2009 ドニエプル攻防戦
2014 スターリングラード史上最大の市街戦
2014 フューリー
2015 スターリングラード大進撃 ヒトラーの蒼き野望
2019 ミッドウェイ
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