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2020年7月20日 (月)

日本人のおなまぇ!難読・奇名・珍名アラカルト

Photo   九(いちじく)、十八女(さかり)、九十九(つくも)、小鳥遊(たかなし)、一口(いもあらい)、四十物(あいもの)、畔蒜(あびる)。世の中は広く、意外な奇名・珍名の人がいる。モデルの尻無浜冴美。「しなはま」と読む。鹿児島県阿久根市に多い苗字だそうだ。 ラクビ―の五郎丸歩。サッカーの手倉森誠。プロ野球を見ていると珍しい名字の選手がいる。横浜の筒香(つつごう)、西武の十亀(とがめ)。家具店のニトリ、創業者の苗字は似鳥。下條アトムは芸名ではなく本名である。下條アトムが生まれたのは「鉄腕アトム」が連載開始よりも前である。また、ウランという名前の女の子(しかも彼女の苗字は「賀来」であり、字を変えれば「核ウラン」)が偶然にも下條の小学校時代の同級生におり、NHKの「私の秘密」に2人が出演している。「読めない漢字の読本」(小学館)に「日本人の姓氏」がのっている。四十物(あいもの)、安形(あがた)、圷(あくつ)、足助(あすけ)、女部田(うえだ)、雨車(うるま)、興梠(こうろぎ)、五月女(そおとめ)、八月一日(ほづみ)、四月一日(わたぬき)。

 「一尺二寸五分」。この名字、何と読むか分かりますか?答えは「かまつか」。由来は、源平合戦で敗れた平家の落ち武者である「鎌塚(かまつか)」という者が、名字がわかると親族が狙われることから、わみはそのままで鎌の柄(つか)の長さにしたそうです。

 日本一長い名前は園芸研究家、小笠原左衛門尉亮軒(おがさわら・さえもんのじょうりょうけん)。

 毎日新聞社の「雑学事典」に面白い珍名が載っている。40年以上も前の本だがけっこう貴重な記述である。「東京浅草に住む宮本武蔵がテレビに登場したと思ったら、新宿の佐々木小次郎も名乗りをあげた。以下、実在の人物を紹介する。左行規則=サギョウヨシノリと読む。長崎の弁護士さん。石倉金庫=金貸しではない。中等教員合格者である。留守勝=うっかり表札なんか出しておくと、コソ泥に狙われそう。名古屋の国鉄職員。行方不明=どういたしまして、東京は神田の生まれ。執行猶予=れっきとした裁判所の判事さん。北海道庁=やっぱり北海道に住んでいる。千葉太郎=文字どおり千葉に住んでいる。無敵達人=武蔵さんも小次郎さんも、これにはかないそうにもない。佐賀県人。佐々木正月十三日=ササキマツキトサヒと読む。倅の生年月日を忘れぬために命名したらしい。宮城県在住。一二三四五六=ヒフミシゴロクと読む。某生命保険の加入者名簿にのっている。日本国民=ヤマトクニオウと読む。甲府の農家の人。仕入安=易者にみてもらったら、商売をやるとよろしいなんていうかも。千葉県市川市在住。六間間口=さぞや大きな家に住んでいることであろう。大阪市港区の人。三国一=おおむこうから声がかかりそう。彦根市にいる。富士山=鎌倉市在住。佐藤藤佐(1894-1985)=サトウトウスケと読む。逆立ちしても同じ。ご存知、元検事総長である。外国人名では、ショーン・オチンコ、フランク・マンコビッチ、モブツ・セセ・セコ(コンゴ民主共和国の大統領)など。参考:「難読稀姓辞典」高信幸男編

 

 

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コメント

いやはや、すごい名前、笑っちゃうのも、本とかよ、というのがわんさですね。

(・∀・)ニヤニヤ

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