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河童忌や書架の全集墓碑のごと (鈴木まさゑ)
1927年のこの日、芥川龍之介は田端の自室で服毒自殺をする。遺書として久米正雄に托した手紙の中で、動機について「少なくとも僕の場合は唯ぼんやりとした不安である」と記している。享年35歳。稀代の鬼才の短すぎる生涯であった。彼の死後、文藝春秋社主の菊池寛が新人文学賞「芥川賞」を設けた。芥川賞と直木賞は現在も続いている。最新の芥川賞作品は高橋弘希「送り火」。
芥川龍之介の墓は東京都豊島区の慈眼寺にある。本人の遺言によって墓石は愛用していた座布団と同じ形と寸法で作られている。(7月24日)
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