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2020年6月18日 (木)

ふるさと宮城

   伊達政宗によって統一され、江戸時代を通じて、奥州一の62万石の大藩として重きをなした。伊達政宗は幼い頃、天然痘で右目を失明したが、映画・ドラマで描かれるような眼帯で覆うことはなかった。伊達藩は戊辰戦争に際して、奥羽列藩同盟の首謀者となったため、廃藩置県後小県に分裂したが、明治9年、現在の宮城県域が確定した。

    幕末期、「仙台の坂本龍馬」と称され、戊辰の役で非業の死を遂げた仙台藩士・玉蟲左太夫(1823-1869)がいる。

    国学者の落合直文は仙台藩士・鮎貝盛房の次男。漢詩人の岡千仭(1833-1914)も仙台藩士。男性的な詠嘆を得意とする詩人の土井晩翠(1871-1952)など詩人が多い。

   学者では、民本主義の吉野作造(1878-1933)は志田郡大柿村(現・大崎市古川)、赤痢菌の発見者として知られる志賀潔(1871-1957)は宮城郡仙台(現・仙台市)で生れる。小説家の志賀直哉(1883-1971)も石巻町で生れる。祖父の志賀直道は旧相馬中村藩で奉行をしていた。

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コメント

丸森で祖父が育ちました。家を売り なんと先祖ゆかりの物を斎理屋敷にわたしました。理すけさんは仙台で眠っているとききました。また足腰のよいときに行こうと思います。ケペル先生も宮城だったなんて感激です。

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