ファニイ・フェイスの時代
ファニー・フェイスとは「おかしな顔」。美人というわけではないが、個性的で魅力ある顔立ちを意味する。オードリー・ヘプバーン主演の映画「パリの恋人」(1957年)でこの言葉が流行語になった。当時はパスカル・ブチやミレーユ・ダルクなど仏女優がそう呼ばれた。「巴里のアメリカ人」「ジジ」「あしながおじさん」のレスリー・キャロンがファニイ・フェイスの代表的な女優か。日本では若林映子や加賀まりこ、そしてこの尺度を限りなく通俗化して登場したのが研ナオコである。最近人気急上昇の永野芽郁(半分、青い)、岸井ゆきの(モンテクリスト伯)、見上愛(vt.,光る君へ)、古川琴音(海がはじまる)らはファニー・フェイスに分類されるだろう。
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