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2020年4月29日 (水)

幸せを呼ぶ青い鳥

 新型コロナウイルス感染症の拡大に対して、最前線で働いている医療従事者に敬意を表して、街をブルーに照らす運動がある。「ライト・イット・ブルー」というがなぜ青なのだろうか?よく知られるのは米軍「ブルーインパルス」が曲芸飛行で青空に白煙を描くことである。青色と感謝を表すことがいつころ結びついたかは定かではない。一般に欧米では青色は幸せをイメージするらしい。 根岸吉太郎監督の映画「遠雷」のラストで2人が桜田淳子の「わたしの青い鳥」を歌うシーンがある。メーテルリンクの「青い鳥」に代表されるように青は幸せを呼ぶ色とヨーロッパでは言われている。だが、理由はそれだけではない。「サムシング・ブルー」(なにか青いもの)という意味が隠されているのだろう。マーザーグースに「なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの、そして靴の中には6ペンス」という歌がある。これは花嫁の幸せを願うおまじない「サムシングフォー」で、4つを身に着ければ幸せになれるという。一般的にガーター・ベルトに青色のリボンを飾るのが一般的であるが、「わたしの青い鳥」を一曲デュエットするのも一興だろう。ちなみにメーテルリンクの原文では、この鳥は tourrterelle となっており、キジバトである。災害時に屋根にかぶせるブルーシート。ポリバケツの青色が起源といわれ。

 

 

 

 

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