北極の日
本日は「北極の日」。1909年のこの日、アメリカの軍人ロバート・ピアリーが北極点に到達した。フリチョフ・ナンセン(1861-1930)ら13人の隊員を乗せたフラム号は、北極探検に1893年6月24日、オスロを出帆した。9月22日、フラム号は北緯78度50分、東経133度37分の地点で氷に閉じ込められた。ナンセンはヨハンセンを伴って下船し、犬ぞりとカヤックを使ってさらに北へ進み、前人未踏の北緯86度13分6秒という最高緯度に達した。途中でF・ジャクソン探検隊と出会い、1896年8月13日、ノルウェーに帰ってきた。
ナンセンは北極点に到達することができなかったが、この冒険が北極の最も大事な流れ、地球の温度分布に多大な影響を与えるトランス・ボーラー・ドリフトの発見につながった。1909年4月6日、アメリカのロバート・ピアリー大佐(1856-1920)、マシュー・ヘンソンらによって北極点への到達は達成された。(4月6日)
ロバート・ピアリー
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