印象派30人の画家たち
19世紀後半の絵画の流れをふりかえった場合、その主流をなすものは、モネなどの印象派グループの活動であろう。しかし、彼らの活動は、まとまった芸術運動としてはざっと10年ほどしか続かなかった。1874年のこの日、パリで第1回印象派展覧会が開かれ、1886年まで前後8回にわたって続いた。しかし、その最後の展覧会は、メンバーからいっても出品内容からいっても、もはや正統な印象派の枠を完全に越えてさらに新しい方向へとむかうものであった。スーラたちの新印象派や、一般に後期印象派と呼ばれるゴーギャンやゴッホの作品であった。強烈な色彩による感情表現は表現主義の先駆となり、やがて20世紀に入り抽象表現を生んでいく。(4月15日)
コンスタン・ギース 1802-1892
ルイ・ウジェーヌ・ブーダン 1824-1898
カミーユ・ピサロ 1830-1903
エドゥワール・マネ 1832-1883
エドガー・ドガ 1834-1917
ポール・セザンヌ 1839-1906
アルフレッド・シスレー 1839-1899
クロード・モネ 1840-1926
オディロン・ルドン 1840-1916
ピエール・オーギュスト・ルノワール 1841-1919
フレデリック・バジール 1841-1870
アルマン・ギヨマン 1841-1927
ベルト・モリゾ 1841-1895
メアリー・スティーヴンソン・カサット 1844-1926
アルベール・デュボワ・ピエ 1846-1890
ポール・ゴーギャン 1848-1903
ギュスターヴ・カイユボット 1848-1910
フィンセント・ファン・ゴッホ 1853-1890
イポリット・プティジャン 1854-1929
シャルル・アングラン 1854-1926
アンリ・エドモン・クロス 1856-1910
マクシミリアン・リュス 1858-1941
ジョルジュ・スーラ 1859-1891
レオ・ゴーソン 1860-1944
テオ・ファン・ライセルベルク 1862-1926
ボール・シニャック 1863-1935
リュシアン・ピサロ 1863-1944
アンリ・クレメンス・ヴァン・デ・ウェルデ 1863-1957
アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック 1864-1901
ルイ・エ 1864-1940
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(◎´∀`)ノ
印象派以降の絵画は一般には理解しがたいものに変質しますが、考えてみると、文学も難解になっていました。
最近はまた一般受けする作品が市場に出回り始めてます。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年4月15日 (火) 01時40分