スペインの地理的位置と特色
スペインはイベリア半島に位置し、半島の約5分の4を占め、西に国境を接するポルトガルが残り約5分の1を占めている。イベリア半島は、地中海の入口を塞ぐような形で突出しており、南端はジブラルタル海峡をへだてて南のアフリカ大陸に対している。フランス、アンドラと国境を接するが、ピレネー山脈の高峻な山々に隔てられるため、西ヨーロッパでは「ピレネーの向こうはアフリカ」とも言われてきた。現在のスペインの国土は、半島部のほかに、地中海のバレアレス諸島、大西洋のカナリア諸島から構成されている。またこれらに加え、対岸の北アフリカカにはセウタとメリリャの2都市を有している。
スペイン内戦に勝利したフランコは、第二次大戦では中立国ではあるものの親枢軸国側であったため、戦後は各国から冷遇された。
イギリスとの間には、1713年のユトレヒト条約以来イギリスが領有しているジブラルタルの問題がある。
« すめらぎのいやさか祝う旗の波 | トップページ | 水の都ベネチアが浸水 »
「地理」カテゴリの記事
- 関東地方(2023.07.09)
- 青森県の猿ヶ森砂丘(2023.07.04)
- アンティポディーズ諸島(2022.08.13)
- 猛暑と地球温暖化(2022.06.28)
- 帝国書院の「世界の諸地域NOW2022」(2022.04.10)
コメント