第一次世界大戦停戦日
戦争は泥棒をつくり、平和が彼らを絞首刑にする (西洋の諺)
1918年11月11日、主戦場となったヨーロッパの各国では、この日を祝日にしている。第一次世界大戦の正確な人的被害は特定できないが、死者・行方不明が約1000万人、と推定されている。
ドイツ代表団のマティアス・エルツベルガー団長(中央党議員)が、コンピエーニュの森(フランス北部オアーズ県)の鉄道列車の中で、休戦協定に調印した。エルツベルガーは「ドイツ国民は50ヵ月にわたりあなた方敵国に対抗してきたが、今後はいかなる暴力にもかかわらず、自由と統一を維持するだろう。7000万国民は苦しんでいる。しかし、死にはしない」
これに対してフェルデイナン・フォッシュは一言、「たいへん結構だ」と答え、握手もせずに列車から出ていった。(Compiegne)
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