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2019年10月 8日 (火)

岩倉遣欧使節団の副使、山口尚芳

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   クイズ番組「学力王№1」やくみつるが優勝。漢字、世界の通貨、動植物などの分野が強い。歴史問題で岩倉遣欧使節の5人の名前を問う出題。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文までは分かるが、直立の姿勢で帽子を抱いている人物はだれか?山口尚芳という。

 明治4年10月8日(新暦11月20日)、欧米事情視察のため、特命全権使節岩倉具視ら総勢107名は横浜港を出発した。山口尚芳は、武雄出身の佐賀藩士で、長崎の致遠館で英語を学び、佐賀藩で翻訳兼練兵掛となる。明治元年に明治政府に出仕し、英語力を活かして外国事務局御用掛になり、明治4年から6年まで岩倉使節団で副使として随行した。その後、外交官のほか、元老院議員、会計検査院、貴族院議員等として活躍したが、明治27年、54歳で没した。名の「尚芳」はマスカと読むが、最近では普通にナオヨシと読まれることもある。

   このほか使節団には、中江兆民や長崎藩主・大村純熙、長岡治三郎(長岡半太郎の父)、朝永甚次郎(朝永振一郎の祖父)らも留学参加している。

 

 

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