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2019年10月21日 (月)

直哉忌

049siga   志賀直哉は1971年のこの日、肺炎と老衰により没した。享年88歳。命日は「直哉忌」というだけで、「河童忌」(芥川龍之介)や「桜桃忌」(太宰治)のような別名はない。そういえば立派な文学記念館や作品が映画化される企画もまずない。どうやらご本人のはっきりとした遺志があるそうだ。無駄のない文章は、小説文体の理想のひとつと見なされ現在でも評価が高い。墓は東京の青山霊園にある。豪壮な墓が多く並ぶ霊園の片隅で、祖父母や父たちと並んで、彼らの墓よりは頭一つ低い位置に立つ、「小説の神様」の墓にしてはつつましい感がある。1980年3月、志賀が亡くなって9年もしてから墓が何者かに荒らされるという事件が起こった。数日後の朝、青山墓地内で志賀直哉のものらしき骨が散乱しているのが見つかった。志賀の墓から300m離れたよその家の墓の敷地の中で、その家の人が墓参りに来た際に見つけたものである。骨壷は益子焼の濱田庄司の高価なものであったためそれを目当ての犯行らしい。犯人は依然として見つかっていない。(10月21日)

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コメント

そうですか。志賀直哉の骨壷が盗まれたということですかね。志賀直哉は死してから災難に遭ったということでしょうか。(゚Д゚)ハァ?

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