本と暮らす日々
実写映画ディズニーの「美女と野獣」を観る。ベルは読書が大好きだが、村にはあまり本がない。野獣の書斎にはたくさんの本があった。「書斎の本を自由に読んでいいよ」と言われて、ベルは大喜び。でも自分の人生でベル役のエマ・ワトソンような読書が好きな可愛い女性に出会ったことは一度もない。本を収集するには相当のスペースがいる。もちろん財力もいる。そして人生で引越しがあり、本が沢山だと結構たいへんだ。ふつうの人は引越し前に本や雑誌を全部整理するみたいだ。自分は6回引越したが、捨てられない性分で今も1万冊の本と暮らしている。晩年になっても読んでいない本があり、ぼちぼち読破している。晩年といえば、太宰治の第一短編集「晩年」がアンカット本(本のページが裁断されていない状態で製本されている綴じ方)だったことをドラマで知った。むかしはフランス装とかフランス綴といったが・・・。ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」はなかなか面白い。古書にまつわる連続ドラマは過去になかったであろうし、本好きにはたまらない。公共図書館とかブックオフは金太郎飴みたいでどれも同じでつまらないけど、小さな本屋や文庫、外国の洋館の書斎など個性的で魅力的である。本棚にはそれぞれの表情がでてくる。画像で味わってみてください。
窓から逃げた100歳老人 ヨナス・ヨナソン
カッコウの呼び声 ロバート・ガルブレイス
裏切り者の街角 J・D・ロブ
ノンフェルノ ダン・ブラウン
北京から来た男 ヘニング・マンケル
リスボンへの夜行列車 パスカル・メルシエ
駄作 ジェシー・ケラーマン
11/22/63 スティーヴン・キング
貧乏お嬢様、空を舞う リース・ボウエン
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