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2019年10月23日 (水)

俳人高井几董

F0003283_18261842   蕪村の高弟高井几董(1741-1789)は京都の高井几圭の次男として生まれ、中興俳諧の指導的役割を担った。寛政元年、松岡士川の伊丹の別荘で、49歳で急逝した。几董忌は陰暦10月23日、冬(11月)の季語。

 

  悲しさに魚食ふ秋の夕かな

 

  舟慕ふ淀野の犬や枯尾花

 

  馬鹿づらに白き髭見ゆけさの秋

 

 裏店やたんすの上の雛祭り

 

 

 

 紙草紙に鎮おく店や春の風

 

 

 

 やはらかに人わけゆくや勝角力

 

 

 

 虹の根に雉なく雨の晴れ間かな

 

 

 

 

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日本文学」カテゴリの記事

コメント

川越えし女の脛に花藻かな
絵草紙に鎮おく店や春の風
青海苔や石の窪みの忘れ汐
山寺の縁の下なる苔清水

日常のなんでもない光景と四季を見事に詠んで
ああそうだねとほのぼのとした気分になる句です

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