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2019年7月25日 (木)

私の心は虹を見るとおどる

    ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)はイギリスが生んだ偉大な自然詩人である。他のロマン派詩人キーツ、バイロン、シェリーとは違い長命であったが、詩人としての感性は、30代の半ば頃には枯渇してしまったようだ。サミュエル・コールリッジ(1772-1834)とともに1798年に出した詩集「リリカル・バラッズ」(「抒情歌謡集」)はイギリスの詩の発展に大きな影響を与えた。

 

       私の心は虹を見るとおどる

 

  私の心は、虹を見るとおどる、

 

  おさないころにそうだった、

 

  おとなになっている、いまもそうだ、

 

  やがて老いても、そのように、

 

  そうでなければ、死んでいたい、

 

  おさな子はおとなの父だ、

 

  それで、私は望ましい、

 

  わたしの日々が、

 

  自然をうたう心で、

 

  一日一日と

 

  むすばれていくように。

 

                     (安藤一郎訳)

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