震災復興を遂げた古都アンディグア(グアテマラ)
2012年9月、中米のグアテマラで首都グアテマラ市南西45㎞のフエゴ火山が噴火し、住民3万5000人が避難。フエゴとはスペイン語で「炎の火山」を意味する。グアテマラは過去に何回も大地震が起きている。アンティグア・グアテマラは度重なる震災にもかかわらず復興した都市として知られ、1979年ユネスコ世界遺産に登録されている。ラ・アンティグア・グアテマラとは「古いグアテマラ」を意味する。特に1717年9月29日にこの町を襲った大地震により、壊滅的な被害を受け、政府は首都の移転を考慮するようになった。そして1773年7月29日に起きたサンタ・マルタ地震により、町は廃墟となった。1776年に首都をヌエバ・グアテマラ・デ・ラ・アスンシオン(現グアテマラシティ)に遷都された。アンティグア・グアテマラは、この町を愛する人々の尽力で色彩豊かなに復興した。(Guatemala,Fuego)
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