パク・ヨンハ命日
2010年のこの日、韓流スター、パク・ヨンハが自殺した。突然の自殺の理由は父の介護による精神的不安、金銭問題などさまざまなマスコミ情報が氾濫しているが、真相は遺書がないのでわからない。映像から受けるパク・ヨンハの印象は礼儀正しく、人に思いやりがあって、ナイーブな青年という感じだった。人気スターという気障で高慢なところは微塵もない。それは多く密着取材の映像からもはっきりとわかる。2008年のTBSの映像が再放送されていた。青木裕子と2人、ソウルタワー展望室からソウルの町を眺める。「あそこがぼくの住んでいるアパートです」とパク・ヨンハは指をさす。「恋人とデートするならどこ?」という質問も、「家へ呼んで家族に紹介する。」というほどの家庭的な一面がみえた。台湾ロケではスタッフと共演者に土産物をあれこれ探すパク・ヨンハ。だがその取材からは仕事に追われる、孤独な若者の姿が伺えた。
あの横浜ランドマーク5000人ミニ・コンサートから15年が経つ。順調だったはずの芸能活動に一体なにがあったのだろうか、謎は多い。これからファンはどのようにスターを心から支えたらよいのか悩んでいるだろう。日本と韓国、言葉の壁、文化の違い、意識の違いがあり、今までのように大勢で取り囲んでもスターの内面は孤独な淵でさまよっているかもしれない。日本の女性もパク・ヨンハの自殺はとてもいやすことができない深い悲しみが続いているだろう。横浜ランドマークミニ・コンサートは新しい日韓関係の始まりだった。それまで、ほどんど日本では韓国ドラマを見ることができなかったが、いまでは1日に数十本の韓国ドラマがオン・エアされている。パク・ヨンハの果した役割は大きい。いまはまだ歴史を語る段階ではないかもしれない。新しい人気スターが次々と出現するだろうが、パク・ヨンハという青年が韓国を身近なものにしてくれたことだけは間違いない事実である。(6月30日)
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