泣き男ジョニー・レイ
梅雨の季節、ムード歌謡の崎島じゅん「ずっと愛してる」がヒットのきざしがする。雨の定番の曲といえば、ジリオラ・チンクエッティ「雨」、ジョニー・レイ「雨に歩けば」(1956)、ザ・カスケーズ「悲しき雨音」(1963)、そしてB・J・トーマス「雨にぬれても」(1969)。とくに「雨に歩けば」は今まで何回聞いたか数えきれないほどだけど意外と歌手のことは何も知らない。LPアルバム「懐かしのポピュラー・ヒット・ソング」の一曲として「雨に歩けば」が収められているが、ジョニー・レイ(1927-1990)の顔写真がない。オレゴン州ダラスの生まれ。「Prince of Wails」(泣き叫びの王子)といわれる。プリンス・オブ・ウェールズのもじりと称され、1950年代、ジョニーの人気はすごかった。聴覚が不自由だったが、「クライ」(1951)がヒット。映画「ショーほど素敵な商売はない」で人気を不動のものにした。だが「雨に歩けば」は最後のヒットだった。翌年、耳の手術に失敗したらしい。歌手活動は続けたが一時のような人気はなく、淋しい晩年だった。享年63歳。「雨に歩けば」は失恋の痛みを忘れるために雨の中をかまわず歩いていたら、ずぶ濡れになった。どうしても君を忘れられないという内容の歌詞である。( Johnnie Ray,Cascades,B.J.Thomas )
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YouTubeを見ると器械を付けているのが何故か右耳の時や左耳の時もあります。
投稿: オッスjp | 2012年6月24日 (日) 08時29分