上海リル
「リル、リル、どこにいるのかリル、誰かリルを知らないか♪」むかし流行った津村謙の「上海帰りのリル」がいまや巷で流行の兆しをみせている。100歳以上の高齢者の所在確認がとれないからだ。人間の最期を見届けることは簡単なようで難しい。たとえば参議院議員の辻政信は昭和35年8月22日に16ヶ国に視察するため日本を旅立ったが、翌年、東南アジア視察中、ラオスで行方がわからなくなった。昭和43年になって死亡宣告が出された。冒険家の植村直己もマッキンリーで消息を絶ってから35年以上がたつが、その遺体を確認したわけではない。生きていればまだ78歳である。俳優の伏見扇太郎や大村文武(月光仮面)、阿部定の消息も不明。反対の話もある。日露戦争で死んだと思われていた杉野孫七兵曹長は実は生きていたという。人の一生、さまざまである。
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