弘法は筆を選ばず
「弘法筆を選ばず」弘法とは弘法大師・空海のことだが、ことわざの原型は「達筆筆を選らず」といわれる。広く親しみのある有名人にかえた方が面白みがある。書の名人である弘法大師は、字を書くのに、筆を選り好みしない。ほんとうに物事に巧みな人は、道具や材料に文句を言わずにうまくやりこなす、という意。西洋にも似たことわざがある。
A bad workman quarrels with his tools.
へたな職人は道具に難癖をつける
17世紀頃からイギリスにある諺。のことわざ。quarrels with のかわりに blames も用いられる。
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