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2019年4月27日 (土)

近ごろ悪役を見なくなった

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   映画やドラマなど、ストーリーを展開する上で、重要なキーパーソンとなる「悪役」。日活では安倍徹、二本柳寛、金子信夫、東映では山形勲、進藤英太郎、薄田研二、三島雅夫、吉田義夫、今井健二、大映では成田三樹夫、西村晃、上田吉二郎など個性的な悪役がいた。とくに安倍徹の風貌は「誰がどう見ても悪人」という顔立ちである。「人間の条件」の非情な上官、「嵐を呼ぶ男」で裕次郎をいじめるマネージャー、「女を忘れろ」では悪徳土建屋、「網走番外地」シリーズなど戦後映画界屈指の悪役スターだろう。テレビの時代劇では北原義郎、川合伸旺など悪玉でもワルさが減少してきた。近ごろ時代劇はなくなり、刑事ものは複雑になり、見るからに強面で悪人というのが無くなった。勧善懲悪が単純とみるのは間違いだ。むしろ人間の個性を明確にすることで本性があらわれるような気がする。最近の悪役俳優は、演技派が活躍している。遠藤憲一、香川照之、木下ほうか。

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