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2019年3月22日 (金)

アフリカにさかえた古代王国

 アフリカには古代からさまざまな王国があり、独自の文明が発達していた。しかし、過去の歴史を記録した資料が少なく、正確な歴史を知ることがなかなか困難である。ナイル川流域に発達したエジプト王国は巨大なピラミッドを建設し、文明が発達したことが古くから知られているが、北部のナイル川の上流域にはクシュ王国(前10~後4世紀)が、南西部のコンゴ川流域にはコンゴ王国(14~19世紀)が、西部のニジェール川流域にはソンガイ王国(15~16世紀)がさかえるなど、いずれも大河を中心にさかえ、金や象牙などの交易が行われていた。しかし16世紀から18世紀の時期に、ヨーロッパ諸国の奴隷商人たちがアフリカのベニン湾の沿岸地帯や、内陸から連れて、ヨーロッパやアメリカ大陸へ送り出す奴隷貿易を行った。一説によれば5000万人以上のアフリカ人が奴隷貿易の犠牲者となった。これによってコンゴ王国やアンゴラ王国、モノモタバ王国など労働力を損出したのみならず、社会構造そのものを破壊されるという大きな痛手をこうむった。1870年代以降におこる西欧諸国の帝国主義によってアフリカは分割され、植民地化された。

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