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2019年3月29日 (金)

カタカナ「ヴ」の話

 ヴィーナス、ヴェルサイユ、ヴィトン、エヴァンゲリオンなどカタカナ「ヴ」は日常しばしば用いられている。最初に考案したのは「増訂華英通語」(1860年)において福沢諭吉といわれる。ところが外務省は4月1日から外国の国名でのカタカナ「ヴ」の使用をやめると発表した。例えば、セントクリストファー・ネービスとかカーボベルデとなる。ただし都市名や人名などにおいては従来のとおり「ヴ」は残るもようである。イタリアのヴェニスやリトアニアのヴィリニュス、人名はダヴィデ、ダ・ヴィンチ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ヴィクトリア女王、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、ヴィルヘルム1世、ヴァーグナー、ヴォルテール、ヴィヴィアン・リーなど使用例には事欠かない。旧約聖書に登場する最初の人間「アダムとイヴ」などを見ると、単純に「イブ」と書きかえることができない。

 

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