世界の国花あれこれ
世界の国々には気候風土の違いから、それぞれの愛される花があります。寒い国のイメージがあるロシアだがヒマワリが国花です。ロシアでは食用や油糧として栽培されているとか。そういえば映画「ひまわり」のラストシーンの広大なひまわり畑が印象的ですね。イギリスはドッグ・ローズ(ドッグとは野生の意)、フランスはユリとアイリス(あるいはスズラン)、オランダはチューリップ、スイスはエーデルワイスとアルペンローゼ、ドイツはヤグルマギク、イタリアはデージー(ヒナギク)、ギリシアはニオイスミレ、オリーブ(準国花)。アメリカは国花はなく、州花がある。イギリスのバラは皇室の紋章などによく使われが、イギリス全体では、イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、北アイルランドのシロツメグサ、ウェールズのニラ(:現在はラッパスイセン)がそれぞれの表象になっている。
日本はサクラとキク、中国はウメとボタン、韓国はムクゲ。ではベトナムは?。なんとタケなんです。タケには花があるのだろうか。東南アジア諸国はジャングルが多いので樹木を国家とするところもある。竹の花は開花は45年、60年、120年ごとと周期が長いため、珍しい。画像は豊橋の植物園の「金糸竹(キンシチク)」
世界の国花
アルゼンチン オンブ
アイルランド シャムロック
イスラエル オリーブ
インド ケシ
インドネシア マツリカ(メラチ)
ウルグアイ エリスリナ(セイボ)
オーストラリア フサアカシア
カナダ サトウカエデ
グアテマラ ミツビシラン
コロンビア カトレア
スリランカ ハス
チリ ツバキカズラ
北朝鮮 スモモ
デンマーク アカツメグサ
ドミニカ マホガニー
ニュージーランド コーワイ
ビルマ サラソウジュ
フィリピン マツリカ
ブラジル アサヒラン
ペルー ヒマワリ
ボリビア ハナシノブ
ポルトガル ラベンダー
南アフリカ共和国 ブロテア
メキシコ ダリア
レバノン レバノンスギ
ロシア ヒマワリ カミツレ
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コメント
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国の花、木・・はい勉強になりました・・
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年1月22日 (火) 19時16分