無名時代の大スター
「ヒッチコック劇場」の「13日は金曜日」(1962)デューク(ギグ・ヤング)はギャンブルで成功した。しかし妻はそんな生活を嫌い、足を洗ってほしいと願う。デュークは妻に侘びて、2人でハワイに行こうと約束する。だが大学進学を援助した弟のチャックがギャンブルにはまっていた。デュークは賭け事の怖さを思い知らせるためイカサマをする。この弟の役はなんと、ロバート・レッドフォードである。当時25歳。映画「雨のニューオリンズ」(1965)やブロードウェー「裸足で散歩」(1963)で注目される前。テレビの出演をしていた下積み時代。若くて青二才という感じ。映画「アメリカン・グラフィティ」を見ていると、ハリソン・フォードが端役ででいる。31歳だった。ハリソン・フォードの下積み時代は大工だった。「スターウォーズ」のハン・ソロの4年前である。「プラトーン」(1986)では23歳ころのジョニー・デップが通訳の米兵士として端役で出演している。(Harrison Ford)
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