猫が犬より品種が少ない理由
野良猫、家猫に関わらず猫は毛色の模様や多少の大きさの違いはあるものの、犬ほど品種による姿形の大きな違いは見られない。犬が300種、猫が40種といわれる。これはそれぞれの動物と人間との関わり方が関係している。歴史的にみて、狩猟や番犬など犬は人間に貢献してきた。人間はその過程で猛獣から家畜を守る大型犬、小動物を狩るのに適した小型の犬などたくさんの犬の品種を生み出してきた。一方、猫も人との関係は古いが、仕事は主にネズミ取り限られ犬ほどたくさんの仕事をこなしてきたわけではない。このように犬が人と働くのにいろいろな姿が必要なのに対して、猫はその必要がなかったというのが品種の少ない理由と考えられる。たとえば、ヨークシャテリアは19世紀中期にイギリスのヨーク州の工業地帯で、工員や炭坑夫の家屋を荒らすネズミの捕獲のために作りだされた猟犬が祖先といわれる。
大型犬はラブラトルレトリバー、ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー、ドーベルマン、ダルメシアンなど。中型犬はビークル、コッカースパニエル、スピッツ、ブルドックなど。小型犬はトイプードル、ヨークシャテリア、マルチーヌ、パピヨン、ダックスフンド、チワワ、ポメラニアンなど。猫の種類はメインクーン。ロシアンブルー、ラクドール、べンガル猫、ペルシャ猫、アビシニアン、チンチラ、シャム猫など。
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