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人間の一生のうちで、何が幸福になり、何が不幸になるかは予測がつかず、簡単には決められない。禍福は定まりなく、変転するものだから、安易に喜んだり悲しんだりすべきでないということ。出典は、「淮南子」人間訓にある。「人間のあらゆること(人間の禍福)」を意味する「人間万事」を加えて、「人間(じんかん)万事塞翁が馬」とも言う。元の僧、熙晦機の詩「人間万事塞翁が馬、推枕軒中雨を聴いて眠る」がある。「世の中は幸と不幸が、かわるがわる起こる。あれこれ考えないで、そろそろ落ち着いて、自然のまま、雨風に耳を傾けて日々暮らす」という意味か。「推枕軒」とは熙晦機の書斎兼居間の雅称か。
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