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2019年1月27日 (日)

香水の歴史

250pxsimone_martini_046   身体および衣服に付香する風習は、古代からさまざまな王国でおこなわれてきた。最初の香料は焚いて芳香を出すいわゆる香が主であった。しかしこのほかに油脂に芳香をしみこませたものもあり、古代エジプトでは自然流出の芳香性樹脂などで軟膏状の化粧剤を製して皮膚に塗っていたことが、遺物などによってうかがわれる。この化粧剤はギリシア人にも用いられた。ローマ人も香料をひじょうに好んだが、この時代には芳香性物質を油に溶かした液体のものがあり、現在のアルコール性香水の遠因ともいえる。中世に入り蒸留法によって香水が作られる。1370年ハンガリー王カーロイ1世の王妃エルジェーベト(1305-1380)の命令により作られたハンガリーウォーターが最初である。ハンガリアンウォーターは香水好きのフランス王シャルル5世に献上され、ヨーロッパ各地に広まり、西洋香水の原型となった。その後、ローマ貴族フランギバニが香粉をつくり、その末孫が香粉のかおりをアルコールに移すことに成功した。すなわちフランギバニ香水である。こうして香水はイギリスのエリザベス女王時代には広く男女ともに用いられ、18世紀前半ルイ15時代にはオーデコロンが現れる。19世紀ナポレオン3世の皇帝妃ウェジニーはパリ社交界の華となり、皇后にふさわしい香りをつくった。香水メゾン、ゲラン(1828年開店)は、蜂の塑像をあしらったオーデコロン「アンペリアル」、結婚式用に「ブーケ・ド・ウジェニー」を創作し、皇室御用達となった。

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