ミスで死後16時間で火葬した話
超高齢化社会。年間の死亡数は2018年に130万人であるが、死亡数は今後も増加する傾向を示し、団塊の世代が90歳に達する2040年には166万人に達する。そのころの病院や特養、老人ホームなどの施設はいつも認知症患者で満員だろう。自宅での訪問介護が多くなるかもしれない。NHKスペシャル「命の終わりと向き合うとき」内容は見ていて辛い。神戸で今年1月、80代男性が死後16時間で火葬されたという事件が発生した。「墓地、埋葬等に関する法律」によると「死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない」(第3条)とある。人の呼吸や心臓の動きが停止しても、細胞が完全に活動を停止するまでには、一昼夜かかるとされている。むかしから、死んだと思われた人が数時間後、息を吹き返したという話は聞いたことがある。今年、インドで95歳の男性が火葬場で息を吹き返し、蘇生したというニュースが世界を驚かせた。
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