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2018年10月10日 (水)

架純先生の杜甫講義

   昨夜からスタートしたドラマ「中学聖日記」はこれからの展開が愉しみな内容であった。一流会社に勤務する婚約者がいる中学女教師、末永聖。国語の授業で漢詩を取り上げる。「好雨時節を知り 春に当たりて乃ち発生す 云々」大意。好ましい春雨は、降るべき時節を心得ているとみえ、ちょうど春になると、まちがいなくやってくる。風につれて、そっと夜まで降り続け、万物に潤いを与える、細かい雨で音もたてない。戸外は、野の小道も空の雲も、春の夜の闇にとざされ、まっくらで、川に、もやっている船の燈火だけが、明るく見えるだけ。あすの夜明けになってから、赤くしめっている花を見たならば、雨を含んだ花は、成都で城中・城外いたるところに、枝も重たげに咲いていることであろう。雨の夜、車の中で晶は雨を見つめながら、「先生の言った通り、景色が見える気がする」と授業で覚えた漢詩を暗誦する。やがて二人の間が急速に接近していく。年下の教え子に惹かれていく教師に有村架純が演じる。ドラマで引用された漢詩は杜甫の有名な七言律詩「春夜喜雨」である(杜工部集)。架純ちゃんと杜甫の詩は不似合いな感じだか、ミスマッチがまた効果的な場合もある。そして詩は古来より青春ドラマ、学園ドラマ、演劇全般に欠かせないアイテムである。「草原の輝き」草原の輝き 花の栄光 再びそれは還らずとも なげくなかれ 奥に秘められたる力を見出すべき(ワーズワース)むかし「青春とはなんだ」で竜雷太も授業で扱っていた。「冬のソナタ」 それでも私の初恋が、また私を呼んだらどうしましょう?(サラ・ティーズディール)韓訳詩は「初恋(チョッサラン)。

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