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2018年10月26日 (金)

どんな本を読もうかな?

 今年も読書週間がやってきます。今年の標語は「ホッと一息、本と一息」近くの図書館でホッと一息つける本をみつけよう。本は6冊まで2週間借りれる。「やさしいロシア語」「「女たちの精神史」「図書館情報資源概論」「本は10冊同時に読め」「イギリス文学史概論」を借りる。「本は10冊同時に読め」は超並列読書術である。著者の成毛眞は元マイクロソフト社長。本は捨てない、借りない、貸さない主義だそうだ。自宅にある本は大体1万5000冊ぐらいで、別荘にはその倍の本が置いてある。要するに教養のためにはお金を惜しむな、というお金持ちの読書術なので、万人を考慮していない。はっきり年収200以下を庶民と規定し、切り捨てている。「すべての人に本を」という私の考えとは異なる。また読書は量より質が問題で、多読より精読が大切だ。西田幾太郎の「一書を読了せざれば他書をとらず」はその姿勢を尊びたい。実業家の読書は即効性を重視するため実用書を尊重し、小説や詩は無益なものとして完全否定するらしい。本書には「私の趣味は読書でも、小説はほとんど読まない人間である」「漱石の吾輩は猫であるを読んだところで、何をどう感じるというのだろう」「私にとって志賀直哉の本は焚書である」と文学完全否定論が明白である。しかし「小説を読むより田を作れ」は間違いだろう。近代日本の出版物をながめてみると、多くの日本人の心の糧とした作品は文学書が多い。やはり読書人としては文学書を基本に据えるべきだと考えている。

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